ニワトリが上か? ニンゲンが上か?


《画像は本文とちょっと関係があります》
男子数名が ニワトリのオスを 追い詰めて
ワイワイと異様に盛り上がっておりました。

どういういきさつだったか オンドリは血だらけになったようです。
それを見かねた浦島太郎ならぬ、S郎が 「ちょっと待ったー!」 をかけたようです。
(S郎も 初めはいっしょになって 関わっていたが、途中で気がついた様です。)

これはとても良い題材だったので
夜のミーティングで話をしました。

ニワトリは学園においては 園生と共に家族の一員であること。
複数人の集団で 一羽を責め立てるのは 「いじめの構造」 と全く一緒であること。
集団で暴走し出した時、だれがブレーキをかけるのか? ということ。
弱き存在のニワトリと ニンゲンと
どちらがエライとか エラクナイとか 上下はあるのか どうか? ということ。

関わった子以外の子達も いっしょになって考えてほしかったのでヨカッタです。

ニワトリを 対等に、
むしろ つつしみを持って向き合える子でないと
安易に 「さばいて 食ってやる!」とは
言えない、言ってはいけない、と念を押しました。

愛情を注いで 育てるからこそ、
いざ その命をいただく時に
心から 「いただきます」という言葉が出てくるのだと思います。

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ありがたく 春の恵み 「タンポポ」をいただいているシーン。
タンポポの花の天ぷらは 子ども達に大人気。
ほんのり甘い所が 美味。

このタンポポだって 命あるモノ。
乱獲して 放置では・・・NGです!

食にまつわることは 今後も テーマに上がるでしょう。
”その時” を逃さずに 子ども達と 向き合っていきます!

さてさて、S郎に ニワトリの恩返しは あったかな?

かず