秋の収穫 続々と

先週はインフルエンザ流行による小学校の学級閉鎖がおこり、

登校がかなわなかった園生たちは、日中の一部時間を畑作業に充てたり、有意義な活動ができました。

まずは落花生の収穫。

今年の出来はなかなか良かったです。「おおまさり」という品種で、実の大きなに学園生の歓声が上がります。

沢山なった莢を外し、コンテナの中で土を洗い落としました。

「ピーナッツバターを作って食べたい!」などの声が多数響きます。

 

またある日は、ここ上野村を含む、西上州の山間地域の歴史において、とっても重要な作物、

”こんにゃく”の収穫を行いました。

その歴史と村の人々のかかわりや、その植物としての特異な栽培方法、など、伝えたいことがたくさんあります。

それを一部でも体感してもらいたく、今年の初夏に植え付け無事に収穫を迎えました。出来は上々です。

一度収穫した芋は、十分に大きくなったものを調理に利用。

大きな芋からは腕のように新たなこんにゃくの種になる”きご”がはえていて、それを保温保管し翌年に植える。

一度植えても一年では食べられる大きさにならないので、翌年に植えなおし、数年かけて出荷可能な大きなまで育てる。

かつては上野村のような山間地の畑でないと栽培できなかったという特殊作物です。

「生のこんにゃく芋から、こんにゃく手作りしたい!!」そんな声を今期は叶えようと思います。