ぼくの茶碗でどのくらい?

今週水曜日、学校給食を担当されている管理栄養士のK先生に、

学園の食事についていろいろと相談をさせていただきました。

身体の発達段階にある子ども達にとって、食事は重要度が高いと考えるため、

今までも、かじかなごはんには職員一同かなりの努力や創意工夫を重ねてきました。

そこに、さすが、食の専門家です!

日々のかじかなごはんブログも見ていてくださり、ズバッと的確なアドバイスをいただくことができました。

(ありがとうございます!)

栄養士の先生からのアドバイス。

それは、食事のでした。

特に、米、肉の量が多すぎること、そして野菜の量を更に増やす必要があることがみえてきました。

たとえば、お肉の量。

みなさん、水曜日のメニューは覚えていますか?(んな、知るか!ってコメントがとんできそうですが・・・)

はい、まっちゃん特製ハンバーグです!

子ども達に絶大な人気を誇ります。

学園に帰って来て、すでに調理に取りかかっていたまっちゃんに栄養士の先生のアドバイスをお伝えすると、

早速、お肉を適正量で、加えて玉ネギ、ニンジンをみじん切りして入れて作ってくださいました。

(感謝しかないです。)

一人当たりのお肉の目安量は一食あたり、50-60g。片手に乗る程度だそうです。

因みに、以前作っていただいたハンバーグの写真も貼りますね。

上下の写真を比べてみてください。

どーん!!!

 

まっちゃん特製、爆弾ハンバーグです!!!

たまんない美味しさなんです。

この時のお肉の量は、一人当たり約150gでした(笑)

子どもがご飯をたくさん食べる姿って、ザ・幸せの図。

子ども達に美味しいご飯を食べさせてあげたい!

それは作る人の想い、愛しかないじゃないですか。

子ども達は、山村留学で家族から一人離れて頑張っています。

メディアもゲームも、平日のおやつもない暮らしです。

食への欲求が高くなるのは、もう、当然のことですよね。

 

だけども。

過ぎたるは、及ばざるがごとし。

お肉を取り過ぎると、たんぱく質も取れますが、脂質も過剰に摂取してしまうので、

肥満のリスク、将来の生活習慣病のリスクをあげてしまいます。。

 

「足るを知る」ことを、少しずつ身につけていかないと。なんだよね。

そして、よく噛んで食べること!

知ってはいるけども、意識しないとなかなか出来なかったりしますよね。

 

そこで、今日の夕食では、ご飯の量を少し、意識してもらうよう、

ご飯を茶碗に盛るときに、はかりを置いて、自分の使っている食器で参考量がどのくらいになるのか、

希望する子には、自由に計ってもらいました。

1食のご飯の参考量は、お茶碗大盛りいっぱいの約180g

これが、自分のお茶碗でどれくらいかを実際に目で見て確認するってなかなか面白いですよね。

これで、何グラムくらいだろう?

ほー、まだいけるなぁ。

これで、120グラム。

まだまだいけるなぁ。

 

ん?

ちょっと、少なくない!!????

1グラム多いから、食べちゃう笑

やった!180グラムぴったり☆

マジで、こんだけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~!!!!!!?????

発狂しておられました。。。

 

一度膨らんでしまった胃袋を元に戻す道のりは、

前途多難なようです・・・

 

ちぐさ