冬のいのぶたツアー

『上野村の6次産業の作り手の想いにふれる。』をテーマに上野村の特産品について理解を深める『いのぶたツアー』を1月18日に開催しました。

まずは上野村情報センターにて、いのぶたファームのKさんにいのぶたについてレクチャーを受けました。

上野村の約95%が森林です。山に囲まれ平地の少ない村では大規模な畜産ができません。「平地に負けない村おこしをしたい。」約50年前から雄のイノシシと雌の豚をかけ合わせた「いのぶた」の飼育がスタート。

のんびり屋さんの豚と少しデリケートなイノシシを飼育する大変さや、飼育場での衛生管理の大切を伺いました。

学園生からの質問も多く飛び交い、いのぶたについて理解が深まりました。

そして続いては上野村農産物加工センターにて、なんと!いのぶたを使用したレトルト食品の加工を体験です。
まずは食品加工の安全安心について説明していただき、実際に加工場でUさん、Oさんご指導のもと、いのぶたミートソース作りに挑戦!出来上がったソースはパックに詰め、最後に加熱殺菌する工程までを体験しました。

※今回調理したものは一般には流通せず、全て学園関係者のみでいただきました。

大きな回転釜や加熱殺菌装置、塩分計や糖度計など、みんな今まで見たことのない機械やミートソースの隠し味である秘密の調味料に大興奮でした。

そして後日、Uさんが出来上がったいのぶたミートソースをも学園まで届けて下さりました。
学園生にとってかけがえのない体験をKさん、Uさん、Oさん、ありがとうございました!!

たんご