夜の世界へ
土曜日の夜、『ナイトハイク』に行ってきました。
村内の ちょっとした ㊙ポイントへ誘う前に
ちょっと ストーリーテリング。
ろうそくの灯りの下、ヘレン・ケラーのエッセイ
『Three Days to See』を紹介しました。
ほとんどの情報を視覚から頼っている日常から 少し離れて
視覚以外の感覚を研ぎすませて
これからのひとときを過ごして欲しかったからです。
さて、『ナイトハイク』と言っても
ただ夜道を歩くのではなく、
『The Night World』という夜のアクティビティ。
新月前の まっくらな 森の中で、
一人ずつ ポイントに 置いていきます。
座って ひとりの時間を 過ごすのです。
静寂の後に
だんだん 自然が動き出します。
様々な 音や 香りや 気配が
感じられます。
もちろん 見上げれば 月明かりではない
ホンモノの 夜の明るさと
満天の星が 眺められます。
なんとも ぜいたくな時間と空間です。
最後は また一人一人 ”回収”して
ゴール地点で みんなで輪になって
どんな気持ちで過ごしたかを
ランプの灯りを前に シェアリングしました。
自然豊かな 上野村ならではの
夜の体験。
次は・・・
満月の頃、また同じ場所に行ってみよう。
感じてみよう。
その時に広がる世界は
また 今晩とは ちがった感覚を味わえるはずです。
お楽しみに♪
かず