安心なキモチ ~長文失礼~


私がナビゲートした先週の『流域学校』の様子を
今朝の上毛新聞さんが記事で載せて下さいました。
学園生も 「行きたかったー」「ビンゴやりたかったー」と。

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先日の体験生との初日のオリエンテーションでの1シーン。、
ひとつの輪になってー。
じゃあ誕生日順に並び替えてね。
よーい、ぶが~♪ (注:「ぶが~♪」はガーガー笛の音)

よーし。答え合わせね。
ほー。なるほどなるほど。同じ誕生日かー。
いいねー、おめでとさん。

じゃあ、次ね。
朝、何時に起きたかな?
それを、言葉を使わないで並び替えてみて。
みんな えーっ、て顔をしてますが、
レディ ステディ ぶが~♪

みんなで一生懸命 コミュニケーションとってる。
どうしよ どうしよ
とやっている時に あおっちゃいます。

5,4,3,・・・
ハイ。答え合わせ-。
兄弟だとおんなじ時間だね。
でもこっち側に立っているってことはさ、
やっぱり先にお姉ちゃんが起きたってコト?

なあんて話をきいて 応えさせます。

じゃあ次-。
お昼ご飯を どれだけ食べたかな?
言葉使わないで 並び替えてみて?

またまた えーっ! って戸惑っているのを見ないふりして
すかさず。 レディ ステディ ぶが~♪

ソレしか食べてないの? 大丈夫?
そんなに食べてきた。じゃあ、エネルギー満タンだね!
とか 話をはずませちゃう。

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よくある ちょっとしたアイスブレイク。
その子その子の 性質や 在り方。
その日のコンディションなどを
楽しく 教えてもらっちゃう。
子ども達が 私のCゾーン(注:安心な領域)に入って来られるように。
私の壁をドンドン下げていっちゃう。

みんなでワイワイやっていて
私が 「学園長」っていうことに 誰も気づいていないし、
そういうことは 子どもにとって 全く関係の無いこと。
この人とは こんな風に おしゃべりして良いんだーって
安心させちゃうこと。
そこがねらいで 一番大事なこと。

安心感さえ 培っていれば
子どもから 勝手にあいさつをしてきます。

勝手に 「今日ねー 〇〇があってねー」って
学校での話が飛び出します。
「聞いてよ-! ホントさー、△△△△」
っていう風に勝手にグチられます・・・。

言語化が得意でない子は 表情や行動表現で示してくれます!

それもこれも 学園生活だから、 かなー。
安心感があってこそ アウトプットがある!

かず