お悩み相談室~

消灯前の 読書タイム~
先ほどの喧騒から 打って変わって

とても静かに 集中しています。

そんな中、 R輝が 「◎が わがままで ヤー!」と お悩み相談室。

《写真は本文と関係ありません》

「人に頼ってばっかで R輝の言うコト ちっとも聞いてくれないっ! やってくれないっ!」
と ご立腹の様子。

やさしいR輝は かいがいしく ◎の面倒をみて サポートをしてきたのですが、
段々 その◎の"わがまま” が過ぎるようになってきました。

「R輝は ◎に どういうニンゲンになって欲しいの?」
先のキャンプの時も気になったので あえて質問しました。

「◎自身が 自分の力でできるはずのコトまでも R輝はやってくれてるね。
はたで見ていて それが本当に◎のためになっているとは思えないんだけど。」

「何だか R輝のやってくれるコトが ◎の当たり前になっちゃってる感じ。
それだと ◎は自分のことを自分でやろうとしなくなっちゃうね。
何のために かじかに来たんだか 分からないなー。」

R輝は 十分 仲間のために がんばってくれてる。
だけど、同時に その仲間の成長のチャンスを うばっちゃっている感じ。


やさしさって 加減が難しいです。

私は ◎には 『自分のことは自分でやってみようとチャレンジするニンゲン』 になって欲しいので、
そういう風に 仕掛けて 促していきます。
そう、 そして ちゃんと 『ありがとうを 言えるニンゲン』 に。

かたやR輝には 『あんまり クヨクヨせず 気にしないで 大らかに生きるニンゲン』 になって欲しいので、
そういう風に 背中を押しながら 声がけしています。

ひとしきり 私との 相談話の後、
R輝は スタスタと 萌ちゃんの方へ お悩み相談へ 出かけていきました。

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色んなヒト(指導員)が 悩みを聞き 寄り添って
そのヒトなりの考えを その子に伝えていく。

そのアドバイスから その子が 何かを感じ得て 自分の糧にしていくこと。
そういうプロセスが とても大事だと思います。

答えはひとつ ではないので。

かず